『Control』
沼子でやんす。
昨日、映画『Control』の試写会に行きました。
これがまあ、すんばらすぃ〜作品でして!!!!!!! すっかり感動して帰って来ました。
これは、アントン・コービンっちゅー有名な写真家(らしい)の初監督映画なんですが、さすがに映像がどこを切り取っても素敵〜☆☆ そしてストーリーはと言うと、マンチェスターのポスト・パンク・バンド、ジョイ・ディヴィジョンのヴォーカリストだったイアン・カーティスの半生を描いているのです。イアンはジョイ・ディヴィジョンがスターダムを駆け上り始めた矢先、突然23歳の若さで自殺しています。(その後、バンドはニュー・オーダーとして生まれ変わります。)
この時代の話は、ジョイ・ディヴィジョンが所属していたレーベル<Factory>の歴史を追った映画『24 Hour Party People』でだいぶ注目を集めましたね。これと合わせて見ると表と裏がよく分かって面白いんじゃないでしょうか。さらに、深入りしたい人にはドキュメンタリー『Shadow Players』がおすすめです。『Control』のさらに舞台裏という感じ。私はこれの字幕を付けた縁もあって、知識だけはマニア並みになってしまいました…… なので、イアンにまつわるエピソードは知識としては知っていたのですが、改めて映像で見るのは全然違いました。
『Control』はドキュメンタリーではなく、ドラマタイズなので美化されている部分もあるでしょうけど、若さ故の弱さ、まっすぐさが切ないんですよ〜 うぅっ!!!!初主演らしい、イアン役の役者もまためっちゃハマリ役で、演技も素晴らしいです。若い頃のディカプリオを思い出しました。
これはいい意味で、大長編ビデオクリップだと思います。当然ながら、劇中はジョイ・ディヴィジョンの名曲が多数流れるわけですけど、その歌詞がことごとく映像とハマるんですよ〜。「そうか、この曲はこういう意味だったのか、こういう気持ちで書いたのか」といちいち納得してしまいます。
これはジョイ・ディヴィジョン好きでなくとも、誰にでもおすすめしたい映画です!!(余談ですが、豪州在住の沼子母までもが「『Control』っていう映画、いいらしいわよ」なんて言うくらい、向こうでは一般的にも話題になっているようです。)
公開はちょっと先ですけど、ぜひ覚えておいて下さ〜い!
『Control』オフィシャル・サイト
『24 Hour Party People』
『Shadow Players』
……ちなみに、試写会の最前列にはなんとおすぎが座ってました!!
おすぎさん、どう思ったんでしょ〜?
1 comment:
hmm. interesting text
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