April 05, 2008

Jose James恐るべし!


沼子です。

昨夜は仕事でGillesイベントに行って来ました。
後半しか見れなかったんですが、ちょうど行ったらJose Jamesのライブが始まったところで、Soil & Pimp Sessionsのメンバーの人たちがやっているというJ.A.M.というトリオと一緒にやってました。

ジャズのライブってのはボチボチ行ったことあるんですが、男性のジャズ・ヴォーカルは意外となかったことに気づきました。

Jose Jamesはニューヨーク(ブルックリンだったかな?)出身の若手シンガーで、Gillesに見初められてBrownswoodから去年デビュー・アルバムを出した人であります。クラブ系かと思いきや、直球のドジャズ・ヴォーカルでして、20代の若者とは思えぬ渋さを醸しまくっております。

CDを聴いても「歌うめぇなー」と思いましたが、やっぱ生は違いますなー。ちょろっと声出しただけですごい存在感!いきなり声の響きにノックアウト!めっちゃいい声してやがる〜〜〜!!!Soil & Pimpも実は見たこと無かったんですが、J.A.M.の方たちも非常にエンターテイニングなノリのいい演奏をしていて、かなり良いライブでした。今さらですが、Soil & Pimpも機会あったら見てみたいっす!

ライブ後のGillesも実に楽しそうにDJしてました。相変わらずかなり強引なつなぎでBPMとか関係なし!レアグルーヴで始まったセットが、あれよあれよと20分後には135BPMくらいのアシッドハウスになってました!あの流れの作り方はオリジナル!最近スムースなミックスばかり聴いていたので、逆に新鮮でした。BPMに縛られない、ジャンルに縛られない、「俺テイスト」だけで満員の客を笑顔にできるのは、やっぱすげー。「音楽は万人のために」という心意気を感じ、会社帰りっぽいOLさん風やリーマン風のお客さんが楽しそうに騒いでる姿を見て、ちょっと考えさせられましたです。

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